|
「FOREVER MINE ⁄ MIDAS TOUCH」(フォーエバー・マイン マイダス・タッチ)は、2005年1月19日に発売された山下達郎通算40作目のシングル。 == 解説 == 「FOREVER MINE」は映画『東京タワー Tokyo Tower』主題歌として、「MIDAS TOUCH」はフジテレビ系『金曜エンタテイメント』オープニングテーマとしてそれぞれ制作され、両曲とも後にアルバム『SONORITE』〔『SONORITE』 2005年9月14日発売 MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN CD:WPCL-10228〕に収録された。「FOREVER MINE」は後にオールタイム・ベスト・アルバム『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』〔『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』 2012年9月26日発売 MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN 4CD:WPCL-11201/4【初回限定盤】, 3CD:WPCL-11205/7【通常盤】〕にも収録された。 「FOREVER MINE」は、映画の結末を自分なりに解釈して書いたという。この曲は山下にとって、すべてのレコーディングをDigidesign Pro Toolsで行った最初の作品。山下によればPro Toolsは解像度が良過ぎて、マルチトラック・レコーダーとして使うと、音同士が混ざりにくいので立体感が作りづらいという。今までのアナログ・レコーダーやSONY PCM-3348だと、リバーブをかけたり卓でボリュームを下げたりすることで音がにじんでくれたが、Pro Toolsだとボリュームを下げても音がにじまないので結局、同定位にある音同士が喧嘩を始めてしまう。そのため、この曲の場合はベースが入ると歌を邪魔してうるさいとの理由で外され、リズム・マシンとピアノの弾き語りに、40人のストリングスが乗る構成となった。後に山下は『OPUS』〔のライナーノーツでこの曲を「不倫の男女が心の中に常に抱えている、死の暗喩についての歌」と書いている。 「MIDAS TOUCH」はもともと、シャウトで歌うつもりの曲だったが、Pro Toolsだと全然思った感じになってくれないとの理由で、アレンジを全面的に変えてSONYのマイクC-800Gでクロースに録ってカーティス・メイフィールドみたいな歌い方でやり直したという。テナー・サックスはレコーディング初参加の山本拓夫。山本は土岐英史の弟子で昔から知ってはいたが、なかなかチャンスがなかったという。起用した理由を山下は「こういうメロウな曲だと彼のトーンが合うかなって」〔新星堂フリーペーパー「山下達郎別冊pause05」2005年9月13日発行〕と答えている。“MIDAS TOUCH”とはギリシャ神話に登場するミダース王の、触ったもの全てを黄金に変える能力のこと。 本作で久々のオリコンシングルトップ10入りを果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FOREVER MINE/MIDAS TOUCH」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|